| *主な意見 |
T・S会員: | 個人として別の意見を持っていていいとあるが、政策に対して、会員はどうとりくめばいいのか。(会として方針は決めて明確な方針をうち立てるが、会と異なる意見を会員個人が意見表明したりすることを禁じるものではない、と代表が回答) |
| K・S会員: |
環境についても政策に入れると、将来他の市民団体などにも、環境関係の団体は日本の国内だけでも数千とあるので、そういう人達にアピールしていくのにいいと思う。それがないと、自分たちにこの人達は関係ない、自分たちの関心のあることには関心のない人達なんだなと思われると損だと思う。 |
| T・S会員: |
表現の問題だと思うが、1番目の3の(1)、「組織優先、集団優先の社会からの脱却」。言っている趣旨はよくわかるが、この表現で2行目に「集団組織を離れた個人を大切にするあたたかい社会づくり」とあるのに違和感を感ずる。補足にも出ているが、神野先生の「社会とは他者との協力なしには生活ができない人間が共同生活を営む場である」としてある。そういう社会であるからこそ、そこに人間がいるわけで、そこに個人もいる。社会組織を離れた個人というのは、何か暖かい社会を作っている人が別にいて、離れた人が別にいて、それを大切にするんだと言うふうにとられかねず、表現的におかしいのではないかと思う。それで、私も色々考えてみたが、代表の意図するところはこういうことではないか。「個人が集団組織に埋没してしまわないような社会」そういう意味ではないんだろうか。「集団組織を離れた個人を大切にする社会」というのは何か変な気がする。 |
| F・H会員: |
Change Japan!の基本政策案は非常に素晴らしい案で、21世紀のこれからの社会づくりに非常にふさわしく、全面的に賛成である。補強意見だが、さらに具体的な行動戦略が加わると、もっと非常にすばらしい、ほぼ完璧に近いものになる。私達はすでに政治団体で、政治団体の行動マニュアルに沿った、行動戦略に基づいて動く時期に、今年から入るべきだろうと思う。さらに、『政治団体の手引き』というものがある。東京都選挙管理委員会が発行している非売品のものだが、これに基づいて、より発達したChange Japan!の時期に入るべきだ。さらに代表は、いわゆる市販されている公職選挙法の本以上に、全国の選挙管理委員会が扱っているマニュアル本があって、これを学んで、地方選・参議院選に臨むべきだと思う。やはり今年の夏には参議院選挙・都議会選挙があるので、『選挙立候補マニュアル』というのが去年でたので、これに基づいた、きれいな選挙、いい選挙をやっていく、そういう具体論に入った時期かなと思う。 |
| I・K会員: |
メディアリテラシーは非常に重要だと思う。メディアのリテラシーをなくそうということをうまく盛り込めばいいのかなと思う。ただ、この問題は非常に難しい面があって、あまりこれを強調すると、言論の自由とか表現の自由にひっかかってくる。弾圧するのかという方向に流れるので、あくまでも国民の中から出てくるものを自由にしゃべろう、自由に表現しようという気運を小さい時から育てていかなくてはいけない。私が経験したことだが、フィンランドのヘルシンキでNHKとフィンランドの放送局がお互いに協力して行ったのだが、フィンランドの中・高生は日本の首都がどこにあるか明確に90%が、知っている。日本の中・高生はフィンランドの首都はどこだと聞いて、30%ぐらいしか正答がなくて、70〜80%は知らない。それこそ、国際理解、国際交流みたいなものをしっかり子どもの時から植えつけるというのが、本当のメディアリテラシー、メディア教育だと思う。ちょっとひっかかっているのは「誠実な外交」だが、誠実というのはいたい何だと。外交に誠実は必要なのかと。おそらく南京虐殺のようなこと、あるいは韓国の連行のようなことを指しているのかと思うが、外交に誠実さがいるのかという議論もあると思う。外交というのは嘘やだまし合いの、あるいは悪口を言いたい放題言ってきて、国内ではこう言ってきたと言いながら、向うの袖の下をかいくぐって、自分たちの利益にするというような、いわば、こす辛い政策が外交だというふうに思う人が大勢いる。そういったこともメディアリテラシーの中で、つまり国民が政策、外交政策でも財政政策でも何でもいいが、どこが不備なのか明確に見抜くということを小さい時から教えていかなければならない。 |
| K・T会員: |
今までの選挙というのは、特に田舎の場合は「だれだれさんを立てよう。」というところから始まる。政策は二の次で、選挙カーが走ると、「だれだれさんをお願いします!」「皆さんお願いします!」これだけで終わり。そして、あの人をどうしても当選させなくてはいけないという感じ。私は鹿児島の生まれだが、私の小学校、中学校はかなり凄いことをやっている。今は子どもがいなくなって取り止めているが、子どもが中学校1年生になると、子どもの一番最後となり、中学2年生は大人の仲間になる。旧暦の8月の15日になると、十五夜の準備ということで、だいたい2ヶ月前から暦を見て中学1年生が取りかかる。その時に挨拶文を覚え、お金集める。わらを集めて綱引き用に大・小の綱を作る。これを全部、中学校1年までの子どもがやる。そして、神社の鳥居のような柱を建て、大きな綱をねる。これは中学2年生から高校まで3年までのお兄さんに頼むことになり、挨拶に行く。「お願いします。」と。そこでまた、交渉を覚えてくる。中学校2年になると、呼び捨てにされない。さん付けで、もう大人とみなされる。女の子は、春先の花見に、小学校6年生が全部踊りの企画を練る。そして、本番の時に村中の人が集まり、その場で寄付を募る。集まったお金を今までかかった軽費を分配していく。こういったことは世界に向けて胸を張っていけるものだ。ところが、今、学校で総合学習が導入されて、学校の現場は四苦八苦して教員は苦労している。自分の専門以外の事を1週間に一回やらなくてはいけない。学力が落ちると言うが、確かに落ちているが、日本全体が学力落ちたら、そんなに困ることないと思う。物を作るというのが人間として一番の基本だと思う。例えば、農業にしても、野菜を作る、米を作る、これも物を作るだ。私の田舎も人口わずか2千人だったが、村の片隅にタンス屋さんがあり、家具を作っていた。今はもう作っていない。遠くから安いのが来る。地元で作ったものを遠くで売ろう売ろうとするので、とにかく安く作らなければならないというふうになる。そうすると外国物が入って来る。そうするとまた負ける。だから地元で生産した物は地元で消費すればいいんじゃないかという話しもしている。隣に行って、おじいちゃん、おばあちゃんの雑貨屋さんがあって、その日に必要なものを買ってきたが、今は車があって、大きな冷蔵庫があるので、どんどん遠くまで行って、安い物を買い求めて、無駄な物を買ってきて、いつの間にか冷蔵庫の中には食べきれないものが残ってしまう。そうではなく、その日暮らしで必要な物を買っていけばいいんじゃないか。遠くの方に目が向いてしまうと、どうしてもこの安い物となってしまう。日本を変えようというのは賛成。日本の伝統をもう少し見直してみよう。そうすれば子どもの教育は少しはいけるかもしれない。我々も子どもを育てるときにも自信をなくしているが、自分達が住んでいる町の子ども達から声をかけていく。こういうのは、昔、日本にあったもの。見直すべきは足元と思っている。生産したものは地元で消費すべき。大きな鯨より小さな鰯の方がいい。 |
| W・S会員: |
男女差の問題について、女性の立場から言わなくてはいけないような義務感が感じられた。イタリアに行く前に女子高の絵の先生をしていて、その地方ではエリート女子高、進学校と言われたところで、一番最初に教えた人はもう50歳になっている。最後に教えた人は30代の半ばぐらいで、一番働きざかりの層だが、教えた学校はわりと頭のいい子達が集まっていた。もう1人、女子大の先生をしている従姉妹がいて、その彼女が言うには、そこはちょっと駄目女子大生というか、学力もあまりよくなくてといった人達を相手にしているといやになると言う。卒業したら、就職したくなくて、結婚して家庭に落ち着きたいという思考が強いらしい。私が教えている中でも、大半の人は家庭に入ったら、その後、仕事に就くことがほとんどできない。一部のやる気のある人が、日本でポジションを得ようと思うと、もちろん国立一流大学を出て、キャリアでばんばんやっている人もいて、頼もしくみているが、途中で職場差別で挫折して、まだまだやる気がある人はどういうふうになるかというと、ひとつは日本で自営とか起業をする。もうひとつは海外に行って自分の能力をもう一回チャレンジしてやるといった傾向がとても強いので、女性の出来る人はすごく頭脳流出型が多い。あと、非常に残念に思うのは、今、25%ぐらいしか、厚生省なんかが描いている“夫が働き妻が家に居て子どもが2人”という絵に描いた餅みたいな状況はなく、4分の3はほとんど女性が働いている。ところが、働いている人の中には、結構高学歴なのに、学歴を生かせずにパートタイマーでやっている。そのパートタイマーの年金法とかも今さかんに議論されているが、まだ充実しているところまでいっていない。そういう意味でも、日本はこれだけ経済的に1,2を争う、アメリカの次に並ぶぐらいのパワーを持っていると言われているのに、女性は政治にほとんど参加していなくて、たまに参加していたらタレント議員だったり、自分の意見をそんなに持っていない人がなっていたり、埋もれた人材とかパワーが、まだまだ組織の中で発揮できない状況だと思う。私は教え子を見て思うのは、これからもっと組織の中において埋没されない状況で、また安価な労働の切り捨てという状態ではなくて、女性の力が発揮されていく社会、それを何とか実現する方向に謳い込んで貰いたい。日本が明らかに経済先進国の中で、女性の雇用とか女性の地位とか、年金制度とか、そういうものに関して非常な後進国であるということを、この会の中ですごく主張してもらいたいと思う。 |